福山市柳津町ー橘神社
福山市柳津町ー橘神社
字明地に在り、橘諸兄を祀ると。一説に曰ふ。橘逸成の孝女父の菩提を弔はんとて尼となり
諸國を修行し、此所に止まり年老いて死す。里人其孝に感じ、祠を建て橘の宮といふと。或はいふ。淸平大明神と稱し光孝天皇々子一品式部卿淸平親王を祀ると、何れが是なるかを知らず。慶長年間(1596〜1615)の創祀にして、正徳四年(1714)再建の棟札には「奉再建淸平大明神一宇氏子中」とあり、明治五年(1872)村社に列せられ、明治四十三年(1910)
一月二十二日村内無格社十九社を境内事代主神社に合併し、竈神社を境内移轉合併し、大正十年(1921)四月二十四日境内事代主神社竈神社を本社に合併、一村一社となる。
大正十年九月社殿一切を再建す。 2023.12.28。
福山市柳津町-橘神社